じっとできない外国人

2年前に出会い系のアプリを通して、ヨーロッパ出身の外国人男性に出会いました。今回はその体験談についてお話したいと思います。

私は日本生まれで日本育ちの20代女性、たまに峯岸みなみさんに似ていると言われます。当時は、実家を離れて関西圏で仕事をしており、彼氏も数年の間いない、という状態でした。

もともと英語が好きで英会話の勉強をしたことがあり、英語の練習相手、うまくいけばイケメン外国人彼氏をゲットできたら…と出会い系アプリを始めてみることにしました。

出会い系のアプリを使うのは今回が初めてだったので、少し緊張しながらも無料で知名度があるものを選び、ダウンロードしました。登録を済ませて他のメンバーのページを見てみると、ある外国人男性からチャット申請が。わくわくしながら、申請を許可するとHelloと挨拶がありました。話してみると、日本語の語学学校に通うためにイギリスから来ていて、趣味は運動、特に空手や格闘技が大好きとのこと。日本でも仕事をしてみたいけど、ビザの関係上今はまだ考え中とも言っていました。私もつたない英語で自分の仕事のこと、英会話を勉強したことや出身地などについて伝え、話した感じ気が合いそう…とさえ思いました。 この日から2週間ぐらい、その日の出来事や彼が語学学校で学んだことについてなど、で頻繁にやり取りを続けました。丁度連休の前の日、いつもの様にチャットで話していると、「連休はなにする予定なの?僕と遊ぼうよ」との誘いがあり、内心やっとか…とも思いながらも会うことに同意しました。

当日、気合を入れて準備して待ち合わせの駅に行ってみると、彼が改札前の柱にもたれて待っていました。プロフィールの写真からは分からなかったのですが、155cmの私がヒールを履いた身長と変わらない位、身長は低め。でも顔はハリーポッターを演じるダニエル・ラドクリフさんに似たイケメンでした。

簡単な挨拶を済ませてとりあえずその辺を歩いて散策してみよう、ということになりました。ここまでは良かったのですが、運動好きの彼、実はじっとしていることが出来ない人だったのです。どういう事かというと、私が横にいるのに一人でシャドーボクシングをしながら歩いたり、三角コーンや低めのバーのような障害物が前にあると、いきなり走り出して助走をつけて飛び越えてみたり。

確かに大好きなだけあって、パンチにはスピードがあって、物を飛び越えるのも上手なのですが、公共の場でそういう事をすると周りの目も気になりますし、何より、いきなり走り出されると会話もまともに出来ませんでした。空手や格闘技が大好きなのは聞いていたのですが、まさかここまで変わっている人とは思っていなかったので、正直戸惑いました。

結局その日は、一人シャドーボクシングをしながら歩く彼と一緒にチェーン店の牛丼屋さんでお昼を食べて解散しました。支払いも別々で、小銭しか持っていなかった彼が払いきれなかった50円を私が支払い、「いい年して私何やってるんだろう…」と思いつつ電車に揺られて帰宅しました。

 

その後もチャットでのやり取りがあったのですが、徐々に頻度が減っていき、最終的には自然消滅してしまいました。身長が低くても見た目は結構良かった彼ですが、流石に一緒に歩いている時ぐらいはシャドーボクシングするのは止めて欲しかったです。今は笑い話になる位、個性的な彼に出会えてある意味ラッキーだったのかも…でも彼氏にするならある程度落ち着きがある人がいいなと思った出来事でした。

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